岩谷橋架設工事見学研修会を開催しました

爽やかな秋晴れのもと、10月14日（金）一般社団法人岩手県測量設計業協会が開催する研修会の一環で、「岩谷橋仮設工事」の現場見学会を開催しました。この橋は、当社が施工する橋長106ｍ、鋼2径間連続非合成箱桁橋で、既に1期工事で供用開始し、今回の2期工事はその桁に腹付けする極めて困難な工事です。

当日は協会会員など約20人余りがバスに乗り込み、一路、二戸市を目指しました。車中では当社の技術室長が、岩谷橋が抱える技術課題について講義し、その後、岩手県県土整備部OBの大矢喜久男様から「岩谷橋の歴史」について、岩谷橋にまつわる興味深い話をしていただきました。その後、現場に到着すると、監理技術者が架設工事の手順などについて説明しました。

また、帰りの車中でも、当社建設本部長が「橋梁工事の施工ポイント」と題し、台船一括工法による荒川アーチ橋の架設について紹介し、内容の濃い研修会となりました。

今回の現場研修が、今後のコンサル業務の一助になることを期待するとともに、工事を担う当社も、安全を第一に更なる品質向上を目指し取り組んで参ります。